奈良⇔山形

絵描き、三瀬夏之介の日々諸々。
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エピローグ。
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    さて、展覧会冒頭で皆さんをお出迎えしてくれた雷神社の風神雷神像は、文化財保存修復研究センターによる応急措置の後、大江町歴史民俗資料館に収まることになった。寛文年間より知られる名家、齋藤家の母屋と土蔵を移築した立派な資料館で、江戸から明治まで百数十年にかけて奉納されてきた風神雷神像の手前に掛けられてあった御戸帳はすでにここに収蔵されている。

     

    ものはこの世に生み出された瞬間から劣化を始め、元の姿に戻すことは本質的には叶わない。ただその存在の意味を現代的な意識で解釈し紡ぎ直すことで修復し「展覧会」を通して新たな価値を付与し地域に戻すことはできないだろうか?

     

    この作り手もわからない小さなお像は、いつかその存在の意味を織り直してもらうこと静かに待っている。

     

     

      

    | natsunosuke | 展覧会 | 14:11 | - | - | - | - |
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