2016.10.11 Tuesday
octo。
青森県立美術館での展覧会が終了しました。
完成した図録がテキスト、造本も含めて素晴らしいもの。
列島の南北拡張、根の垂直軸と路の水平軸のよる織物のような場所の読み取り、考古、民俗物への越境など、今後のアートの行き先を暗示するような挑戦にあふれたジャッカドフニに美術館が変貌していました。
裂織り作品「しきおり絵詞」を田中忠三郎の地、青森で展示できたことも大きな出来事でしたね。
次回は岡本太郎美術館での展覧会に展示されます。
「つくることは生きること 震災 《明日の神話》」展
2016年10月22日(土)〜2017年1月9日(月・祝)
@川崎市岡本太郎美術館
弾丸青森搬出ツアーに合わせて弘前に寄ってきました。
地形に変化があって肌理の細かい街並みの弘前はほんと大好き。
田中屋の2Fでは村上義男の小作品と再会。街と絵の幸せな関係を思う。
戻るとすぐ鶴岡へ向かう。
来年の夏に開催予定の「東北画は可能か?」@鶴岡アートフォーラムに向けてのワークショップ。
鶴岡市民の方々とディスカッションを重ねながら東北を描く。参加者は高校生から元美術教師の80歳代までと様々。
研究会での語りは民話を聞くようで、こちらが指導というより学ぶことばかり。
完成がほんとうに楽しみです。
夏の加速がなかなか取れず、頭もパンパンになっているので、紅葉の蔵王山にトレッキングへ。
僕はもう疲れましたよ。