奈良⇔山形

絵描き、三瀬夏之介の日々諸々。
銀川。
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    目まぐるしい日々。

    ワタリウムでのトークではプロレス的にはめられたという印象ながら、次回に繋がるような余韻も。

    8月に山形美術館で補講を行います。詳細はまた後日。

     

     

    赤坂憲雄さんとの遠野行脚も始まった。

    田んぼに水が張られ、まるで水鏡のようになるこの季節を始まりとした。遠野物語は雄大な湖水伝説から始まる。

    贅沢な騙りと気付きの中、まずは遠野の地理的条件を俯瞰しながら身体に叩き込む。

     

    編集者とも話しを詰める中で、画集ではなく絵本である意味、言葉を取り去ったところで成立する遠野物語の可能性など、このプロジェクトはもう発明に近いような大きな大きな課題であることに気付き戦慄。

    今後も定期的に遠野歩きを続けていく予定です。

     

     

     

    そしてMOCA Yichuanのグループショーに出品するためしばらく中国に行ってきます。

    キュレーターは台北市美でもお世話になったChia Chi Jason WANGさん。

    銀川は中華人民共和国寧夏回族自治区、標高1100mに位置する高原都市。

     

    この後も海外での展示が続いていて、なぜか辺境の地に呼ばれている。

    イスラム文化と漢民族の文化がまじわる「ぼかしの地帯」で、今後の展開の足がかりを見つける旅になりそうです。

     

     

    聲東擊西:東亞水墨藝術的當代再造
    Crisscrossing East and West: TheRemaking of Ink Art in Contemporary East Asia.
    会期:2017年6月15日〜8月20日
    会場:銀川現代美術館(中国)
    WEB:http://www.moca-yinchuan.com/

    | natsunosuke | お知らせ | 21:09 | - | - | - | - |
    恋せよ乙女。
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      神奈川芸術劇場での「詩情の森」が終わりました。

      最終日限定で行われた映像作家、宮永亮くんとのコラボ画像に舞踏、ダンサーの絡みは圧巻でした。

      舞踏には舞踏の、映像には映像の、音楽には音楽の長所があり、絵には絵の長所がある。そのお互いの武器が奇跡的に一致した瞬間がそこにはありました。

      松岡大さんの舞踏と宮永くんの映像の関係は、生と死の循環や、四季の移り変わりを感じさせ、僕の画面は砂漠にも月面にも湿地帯にも始源の風景にも世界の終わりにも見えました。

      どこかで映像を見せれるといいな。

       

       

      撤収はいつもあっという間。

      自然光の入ったスタジオで一気に夢は覚めました。

      さぁ、次にいこう。

       

       

      次の日にはさっそく搬入作業へ。

      梅津庸一くんとは、日本画⇔洋画、関西⇔山形、美大教員⇔在野のコレクティブなどなど、とにかく対立軸だけでできているような仮想敵の関係なんだけど、なぜだか今回は彼の主宰するパープルームの展覧会にお邪魔することになった。

      美術史との接続や絵画メソッドの再生、コレクティブ結成への切実感など、思いを共有する部分も多く、会期中には「東北画とパープルーム−構想画−について」と題したトークレクチャーも行う。ちなみにこのトークは彼の故郷であり、今僕が住む山形でも8月に開催予定で、展覧会も連動できたらと色々と仕込み中。

      この夏は山形が熱いよ!

       

       

      恋せよ乙女! パープルーム大学と梅津庸一の構想画

      会期:2017 年6月1日(木)〜18日(日)
      会場:ワタリウム美術館
      住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6
      電話番号:03-3402-3001
      開館時間:11:00〜20:00(水〜21:00)
      休館:月
      料金:一般 1000円 / 学生(25歳以下 ) 800円 / 小中学生 500円 / 70歳以上 700円 ※ペア券:大人2人 1600円 / 学生2人 1200円
      出展作家:小林椋、鋤柄ふくみ、予定と卵、坂本夏子、フナイタケヒコ、三瀬夏之介、泰平、宮下大輔、urauny、平山昌尚、3回目のゲルゲル祭、qp、梅津庸一、超エッチ+、小宮麻吏奈、リスカちゃん、荒木悠、村田冬実、KOURYOU
      パープルーム予備校生:安藤裕美、アラン、智輝

       

      東北画とパープルーム―構想画について―
      開催日:6月3日 18時〜
      講師:三瀬夏之介、梅津庸一

      | natsunosuke | お知らせ | 21:18 | - | - | - | - |
      戻山。
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        ついに神奈川芸術劇場での展覧会がスタートしました!

        急遽思いついた新作を入れ込みたいとかなり頑張って追い込みをかけていました。

        会期中は無休です。ぜひ!

         

        KAAT EXHIBITION 2017−かたり(語り/騙り)の空間

        2017年4月30日〜5月28日@KAAT神奈川芸術劇場3F中スタジオ

        http://kaat-seasons.com/exhibition2017/

         

         

        ぶち込んだ新作は、遠野に取材したもの。今年から来年にかけて遠野物語を12枚の絵にまとめ、けっして壁にかけない形式で空間に展開したいと思っていたので、劇場という場での展示は願っても無いものだった。

        展示什器は大工の荒達宏くんにお願いしたもので、絵にとっての台座、支持体を今後も考えていきたい。

         

         

        劇場は美術館とはまた違ったルールで動いていた。

        黒い箱の中の作品群は、専門の照明スタッフにより丁寧に照らし出され、空間に浮かび、重なり合い、多重の物語を発生させる。

         

        夜は野毛や桜木町で毎晩のように深酒。

        キュレーターと参加作家の綿密なコミュニケーションの上で、合宿生活のような中で作り上げた展覧会です。

         

         

         

        最終日の5月28日には宮永亮くんとのコラボレーション映像インスタレーションにギャラリートークもあります。

        宮永くんとは伝説の石舞台でのコラボ以来ですが、今回も僕の作品を解体、再構成したものをダンサーが蠢く床へ10×10mのサイズで投影!まったく想像はつきませんがぜひ!

         

        5月28日(日)

        10:00-18:00/5Fスタジオ

        映像インスタレーション 宮永亮×三瀬夏之介

        13:00-/5Fスタジオ

        ギャラリー・トーク 宮永亮×三瀬夏之介

        16:00-/3F中スタジオ

        ギャラリー・トーク 「詩情の森」出品作家

        http://kaat-seasons.com/exhibition2017/events/

         

         

         

        人だらけの横浜から、人気のない山形に戻り、穏やかな日々が続く。

        ここ最近はポカポカと気持ちのいい外で描いています。

        すぐ暑くなるだろうな。

         

         

        | natsunosuke | お知らせ | 13:23 | - | - | - | - |
        行脚。
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          とんでもない一週間でしたが、大きな触発をいくつも受ける素晴らしい一週間でした。

           

          雪の山形から6時間かけて着いた満開の梅の京都では、北野天満宮で宮司さんから貴重な話しを聞いた。

          絶対に見なくてはいけない鬼さんたちと初めてのご対面。会場は刀剣に湧く女の子たちでいっぱい…

          原作者の方ともお会いして、福音館書店との絵本プロジェクトが本格的にスタートした。舞台は平安時代だが、京都に今のこととして残る歴史や地理的条件を身体に叩き込んで一気にいく!

           

           

           

          滞在数時間で東京へ戻る。

          太郎記念館の搬入では赤い壁、黒い床を見た瞬間にいける!と感じた。昭和キャバレー感は意図したものじゃないけどものすごい空気感になってます。あそこに個性の強い20人が…

           

          さて、一路名古屋へ。

           

           

           

          名古屋では愛知県美術館で絵を描いて行こうと決めたきっかけとなったゴッホの「収穫」と再会。この絵のポスターを部屋に貼ってたな。ゴーギャンとナビ派の関係にも惹かれる。

          あの何物でもなかった美術室での初心を思い出し身が引き締まる。


          MAT名古屋ではコレクティブワークの可能性から美術教育までじっくりと話すことができた。地域起こしの担い手から若い作り手、ディープなアートプロパーまで、名古屋の奥深さを知った夜でした。

          なんと2006年に覚王山のギャラリーレイで開催した連続個展「キラキラジェネレーション」のフライヤーを持ってきた方がいて驚いた。あの頃は無我夢中で来るもの拒まず突進してたな。
          呼んでくれた服部浩之くんとはこれからも継続的なプロジェクトが続くので楽しみ。

           

           

           

          東京では岡本太郎記念館の内覧会からド派手、かつ感動的なレセプションでした。太郎、敏子という人間のパワーがまだまだ渦巻いていて、その一端に接続されている感覚に興奮する。

          吉田晋之介くんや梅津庸一くん、オル太、キュンチョメ、サエボーグなど話したかった作家たちが大集合。

          まだ大学一年の参加メンバーはどう思ったかな。作り続けてたらまた会える。

           

          「TARO賞20年 20人の鬼子たち」

          日時:2017年3月12日(日)〜6月18日(日)10:00–18:00

          @岡本太郎記念館(東京・青山)

          http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition/next.html

           

           

           

           

          青山の華やかなアートシーンから、すぐに白鷹の芸術界隈へ。

          山形のニューカマーたちが雪の残る過疎地で荒ぶっております。シーンは意志さえあればどこにでも立ち上がる。

           

          「山形藝術界隈展〇二」@白鷹町文化交流センターあゆーむ
          ayu-m.sgic.cx/item/2131.html

           

           

           

          さて、山で僕はつくる。

          | natsunosuke | 展覧会 | 13:28 | - | - | - | - |
          行脚。
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            さて、卒業制作の山形展、東京展を無事に終えました。いつもながらこのシーズンは一番輝かしい時間でありながら、一抹の寂しさを思うシーズンでもあります。

            みんなこれからが本番、がんばれよ〜

             

            さてさて、明日からは怒濤の一週間がスタートします。

            明日は重要なスタジオビジット。ここ山形まで作品を、そしてそれが作られる空気感まで含めて見に来てくれる人がいることがうれしい。

             

            火曜は一路京都へ。今年から京都と遠野が舞台のふたつの絵本の制作がスタートしたのでその取材。

            オリンピックまでに出せるといいな。

             

            水曜は学生たちと岡本太郎記念館にて「TARO賞20年 20人の鬼子たち」の設営作業。

            ちょっととんでもないものが出来ましたよ。

             

            そこから名古屋で久しぶりに服部浩之くんとトーク。4月から秋田に赴任する彼とスケールの大きな話しが出来たらと思っています。何かと熱い名古屋でぜひ!

             

            「地域美学スタディvol.5 東北画と日本 ‒ 絵画の集団的実践は可能か?」

            日時:2017年3月9日(木)19:00–21:00
            会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING

            http://www.mat-nagoya.jp/atthetable/2255.html

             

            金曜は再び東京でいくつかのミーティング。夜は空いてるので呑みましょう!

             

             

             

            そして土曜には「TARO賞20年 20人の鬼子たち」のレセプション。会期は12日からです。

            東北から行脚してきた山車はしばし青山に停泊し、その後鶴岡へ向かいます。

             

            「TARO賞20年 20人の鬼子たち」

            日時:2017年3月12日(日)〜6月18日(日)10:00–18:00

            @岡本太郎記念館(東京・青山)

            http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition/next.html

            | natsunosuke | お知らせ | 20:41 | - | - | - | - |
            鬼さん。
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              明日から始まる怒濤の一週間に備えて、今日は一日ゆっくりと森の月かげで過ごす。

              今年は絵本のお仕事が重なり、手に収まる箱庭のような小さな絵をいじくり回すのが楽しい。

               

              冬の終わりはまだまだ先です。

               

               

              | natsunosuke | 森のつきかげ | 17:40 | - | - | - | - |
              日々。
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                ドーンと降って、カラッと晴れる。今年の雪の降り方には振り回されっぱなしです。

                ブログを書く余裕もない日々ですが、細々と積み上げる毎日です。

                大学は卒業制作展に向けて張りつめたいい時間が流れています。特に修了生は震災以降に入学した初めての学年。

                個展形式で開催される彼らの作品を、ここ山形まで観にきてください!

                 

                2016年度 東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展
                会期:2017年2月7日(火)→ 12日(日)10:00-17:00

                http://www.tuad.ac.jp/sotsuten/

                 

                 

                鶴岡の方々との「東北を描く」ワークショップは無事に終了し、7月の本展覧会に向けたプレビュー展示を終えました。

                このどでかい空間で、ある意味集大成のようなプレゼンテーションを夏に実現します!

                 

                そして「東北画は可能か?」として岡本太郎記念館での展覧会に出品します!

                こちらは芸工大の卒業生で大工の荒達宏くんとコラボレーションして山車をつくっています。

                 

                TARO賞20年/20人の鬼子

                会期:2017年3月12日〜6月18日
                会場:岡本太郎記念館

                http://bitecho.me/2017/02/02_1511.html

                 

                 

                | natsunosuke | お知らせ | 20:02 | - | - | - | - |
                歳暮。
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                  いやー、今年はこれまでで一番忙しくプレッシャーのかかる一年でしたね。

                  あちらを頑張ればこちらが立たず、こちらを頑張ればあちらが立たず。

                  この年になって自身の特性を嫌というほど知らされ、落ち込むことも多かった一年でもあったので、これは来年に生かしていかなくてはですね。いつまでも勉強ですな。

                   

                   

                  廃校アトリエ「工房 森の月かげ」は使い始めて一年を過ぎようやく馴染んできた感じ。

                  この場所の空気感だからこそ作れるものが確かにあることがわかったし、この辺境での制作ペースを完全に掴んだ感じもある。

                  お猿さんが徘徊するここからまだしばらく発信を続けます。

                   

                   

                   

                  忘年会の数も今年は多かったな。

                  大学の関係はもちろんなんだけど、それ以外の関係ももっと大事にしていきたいと思った年の瀬でした。

                   

                   

                   

                  年の瀬には喜多方で素晴らしい動きがありました。

                  「セピロマ会」が新設され喜多方にゆかりのある若手作家が集まり、こづゆと地酒を楽しみながら作品販売や突発的なオークションが開催!

                  人との関係だけでなく、この場所に触発された作品がこの場所に溜まっていき、若い作家たちが持続的に関われるような仕組みに育っていくために全面的に応援したいと思います。

                   

                   

                  会場になった画廊星医院はお医者さん。

                  奥座敷には蕭白のお軸に芋銭の漆盆などなど。喜多方のパトロン文化は付焼き刃ではない。

                  眼福の直後に自作を眺め、そんな彼らに作品を買っていただく緊張感は美大では教えられないもの。

                   

                   

                   

                  さて年末年始は溜め込んだ本を読み込むぞ!

                  来年は絵本の仕事に本格的に取り組みます。発表はまだ先になりそうだけど、思えば大学一年の時にバイクで通りがかった軽井沢の美術館で見た絵本の展覧会に出会ってからの夢がついに叶いそうです。

                   

                  月かげのアトリエを来年用にセッティングして仕事納め。

                   

                  皆さま、本年も大変お世話になりました。

                  良いお年をお迎えください〜

                   

                   

                   

                  | natsunosuke | お知らせ | 23:29 | - | - | - | - |
                  日々。
                  0

                     

                    「説明とは外見の背後の構造を思考することであるのに対し、記述とは直接経験で感じ取る生の姿を示すこと、解釈とはその姿に付帯する意味を示唆するコンテクストを示すことである」

                    | natsunosuke | メモ | 11:09 | - | - | - | - |
                    沈考。
                    0

                      東京に、喜多方に、川崎に、鶴岡に、ドタバタと移動の続く毎日です。

                      できるだけ秋を感じるために山にも登る。

                       

                       

                       

                       

                      「東北画は可能か?」が川崎市岡本太郎美術館に展示されています。

                      今回は震災以降の表現にスポットを当てたグループショーのため出品作は「方舟計画」と「しきおり絵詞」に絞ったわけだけど、その強いメッセージ性を持つ展覧会に戸惑いも覚える。

                       

                      「つくることは生きること 震災《明日の神話》」展

                      2016年10月22日-2017年1月9日

                      @川崎市岡本太郎美術館

                      http://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html

                       

                       

                      ここ最近、岡本太郎との縁が続く。

                      こちらも来年の発表に向けて新しい共同制作チームがスタート。

                      コアメンバーは学部の1年生!乞うご期待!

                       

                       

                       

                      鶴岡でのワークショップ「東北を描く」もついに最終研究会を終え、あとは完成まで追い込むのみ。

                      普段は20歳前後の学生たちと絵画を考えてきた僕にとって、今回は驚きと喜びにあふれてる経験でした。

                      まずは1月にお披露目会をして、来年の7月の「東北画は可能か?」の展覧会に並ぶ予定です。

                       

                      「わたしたちは、わたしたちのかけらをつむぐ」

                      「東北画は可能か? -地方之国構想博物館-鶴岡編」プレヴュー展示

                      2017年1月22日(日)〜29日(日)@鶴岡アートフォーラム

                       

                       

                      ずっと心待ちにしていたお仕事が動き出したので再び潜ります。

                      | natsunosuke | 展覧会 | 11:28 | - | - | - | - |
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